brounieの日記

モラハラ記録です

振り返り③

そう言えば

子供達が小さい時、こんなことがあった。

その日は主人も仕事が休みで

わたしは近くのテーマパークで開催しているフリーマーケットに行きたかった。

でも相変らず

主人は朝から一人で出掛けたので

わたしが子供達を連れて出掛けたのだ。

ひとりはおんぶ

そしてふたりの手を繋ぎ

バスを乗り継ぎながら行って来たのだ。

当時、今のようにリサイクルショップなどがメジャーなときでなかったので

せめてフリーマーケットで安価で子供達の洋服など求めたいと思ったからの事だった。

目の色を変えて

お得な物をゲットして

泣き叫ぶ子供達を騙し騙し

ヨレヨレになりながら帰宅すると

主人がのうのうとテレビを見ながらお酒を飲んでいた。

その姿に全身の血が逆流して

ついついわたしも血気盛んの若さだったので

主人に食ってかかってしまった。

その後

主人に追いかけられ

髪を鷲掴みされて振り回され飛ばされて

気が付くと

子供達は恐ろしさのあまりわたしの母を呼びに行ってて

なんとかその場を取り押さえてくれたけど

振り飛ばされたわたしはむち打ちと

右手の小指を骨折

その夜思ったのだった。

この人は怖い人……

もう二度と逆らうことは出来ない。

子供のためにも

我慢しなくちゃ……

それからわたしは

決して主人に口答えすることはなくなった。

あの時

もっと母が話をしてくれたら良かったのに…

もっとわたしを庇って欲しかったのに……

実母もまた

少し変わった人だったので

何故かわたしは我が強くて悪い人に収まり

主人からも

もうこんなことはしてはダメと

何故かわたしが悪い人になったのであった。

今どう思っても

どう考えても

わたしは決して悪くなんかない!

何故その時言えなかったのだろうか……